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通じる英語とは一体、どのような条件で「通じる」のか

よく、海外旅行から帰ってきた人たちから聞く話しで、英語が「通じた」とか「通じなかった」などと聞きますが、一体この「通じた」というのはどのような事なのでしょうか。

 

なぜ「通じた」のか「通じなかった」のか、「通じた」というのはどのような条件があって通じたのか、特に英語初心者の方はあまり深くは考えていないところではないでしょうか。

 

今回はこの英語が「通じる」とはどのような条件があって「通じる」のかを考えていきましょう。

 

 

通じる英語の条件

 

英語が「通じる」とか「通じない」というのは一体どういうことなのでしょうか。通じる英語の正体とは何なのでしょうか。

 

それは英語の①文法的・語彙的な「正しさ」、②コミュニケーション上の「適切さ」、そしてそれを実際に口にする時の③発音の音韻上の「正しさ」と④発音のコミュニケーション上の「適切さ」、つまり二つの正しさと二つの適切さというハードルを越えたものだけが「通じる英語」ということになる。このハードルとはどういう事なのか1つずつ見ていきましょう。

 

 

①文法的および語彙的な「正しさ」

 

これは4つの条件の中でも、一番わかりやすいのではないでしょうか。例えば「私は音楽がとても好きです」と言う時に、

 

I like music very much.

 

と言えばいいが、これを日本語の語順でしかも単語を間違え、

 

Me music very match like.

 

などと言ったのではもちろん通じません。

 

 

②コミュニケーション上の「適切さ」

 

コーヒーを出され、「How would you like your coffee?」と聞かれているのに「I like coffee very much.」と答えたらどうでしょう。

 

この答えは①の文法的および語彙的な「正しさ」はクリアーしているが、コミュニケーション上の「適切さ」に欠けます。

 

ここはコーヒーの飲み方を聞かれているのだから、「I like coffee very much.」と言ったのでは、言葉は通じても適切なコミュニケーションにはなりません。

 

コミュニケーション上の「適切さ」は「With sugar and cream please.」とか「Black,please.」のように言ってはじめて満たされます。

 

 

③発音の音韻上の「正しさ」

 

文法および語彙的な「正しさ」とコミュニケーション上の「適切さ」は満たされたとしても、発音が間違っていればやっぱり通じない。「How would you like your egg?」と今度は卵の食べ方を聞かれたとします。

 

Fried(目玉焼き)のつもりでFlied(LとRの混同)と言ったり、Poached(落とし卵)のつもりでPorchedと言っても相手に変な顔をされてしまうでしょう。

 

いずれも発音が正しくないので違った意味になってしまいます。

 

 

④発音のコミュニケーション上の「適切さ」

 

例えば、ハンバーガーショップでお客が、「I'd like three hamburgers,please.」と言ったとします。

 

店員はよく聞き取れなかったのでとっさにHow many?と言いました。この場合、すでに相手が数を言っているのに対しその聞き返しとして言っているので、こういう場合は最後で声を上げて言わなければいけない。前後の文脈で、リズムやイントネーションを適切につけることが通じる英語への条件となります。

 

 

コミュニケーションに基づく体験が大切

 

このように見てみると通じる英語への条件はことのほか厳しいように見えます。ブロークンでもいいからとにかく話せというのも漠然としていて雲をつかむような話になってしまいます。

 

上記の四つのハードルのうち、①と③、つまり「正しさ」は比較的学校の授業や独学でも身につけやすい。この部分はある程度ルール化され、書物や辞書の中に提示されています。

 

しかし、②と④の「適切さ」はなかなか手ごわいのではないでしょうか。この部分は実際の言語使用を通じてはじめて身についていくものであって、いわばコミュニケーションに基づく体験から直に学ぶものであって、その答えはどこにも書いてありません。

 

ですが、この「適切さ」のハードルを越えていけば、「正しさ」のところで多少つまずいても通じさせることが可能になるのです。

 

例えばインドやフィリピンの英語は訛りはあるが、この「適切さ」のハードルが実際の言語使用の体験からしっかりと越えられているので、コミュニケーションの手段として通用するということになります。このあたりが英語初心者に限らず、日本人の英語学習に足りないものであると認識して行動する必要があると考えます。

 

 

まとめ

 

いかがでしょうか。今回は英語が「通じる」ようにするためには、実際に英語を話してコミュニケーションをとる経験が必要だというお話をしました。

 

無理に海外留学をしなくても、駅前に英会話学校がありますし、インターネットを利用したオンライン英会話のサービスも数多くあり、気軽に海外の方とコミュニケーションをとる機会を得ることができます。

 

このようなサービスを上手に活用して、コミュニケーションの経験を積むことであなたの「通じる」英語のレベルアップをしていきましょう。

 

 

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