
こんな悩みにお答えします。
本記事の内容
・単語の悪い覚え方
・単語の良い覚え方
・単語がすらすら覚えられる3つの方法
英語学習者がよく、つまずいてしまう英語学習の1つが英単語だと思います。
ただ、なんとなく単語帳を眺めているだけではなかなか覚えられないでしょう。
単語を覚えるにはコツがあります。
「英単語を覚えるのが苦手」なあなたはこれを読めば、以前より速く、より多くの英単語を覚えられるようになっていくと思います。
英単語のいい覚え方、悪い覚え方
「英単語が覚えられない」のを、「自分は頭が悪いからだ」と考えてしまう人が時々います。
記憶と頭の良し悪しは、ほとんど関係がありません。
「英単語が全く覚えられない」と言っていた人が、少しのコツをつかんで急激に覚えられるようになった例はよくあることです。
英単語が覚えられないのは、効果の出づらい覚え方をしているだけということも、たくさんあります。
例えば、あなたは下記のような覚え方をしていないでしょうか?
・イヤイヤ覚えようとする
「英単語は嫌いだけど、覚えないと」というような、後ろ向きな気持ちではなかなか頭に入りません。
・丸暗記しようとする
理由もなく覚えるというやり方は、中学生くらいまでならよいですが、それ以上の年齢の人には向いていません。
・一度覚えてその後は何もしない
新しく覚えたことは、1ヶ月間何もしなければほとんど忘れてしまいます。
以上の3つのいずれか、あるいはすべてに当てはまる覚え方をしているのなら、覚え方を変えることをおすすめします。
人が物事を忘れるのは自然であり、正常なことです。
しかし、脳は大事なことを忘れないようにできています。
例えば、自分や家族の名前、自宅の住所や電話番号などを忘れることはないと思います。
物事を覚えるコツは「これは自分にとって大事な情報だ」と脳が思う覚え方をすることです。それは英語でも同じです。
英単語を「このような理由から、この単語を覚える必要がある」と思えれば、自然と忘れにくくなります。
英単語は「覚えようとする」のではなく、「自然に覚えて忘れない」ことを目指しましょう。
単語がすらすら覚えられる3つの方法
1. 1ヶ月間、何度も繰り返す。
一度覚えたことでも「もう覚えた」と思って何もせずにいると、1ヶ月後には高い確率で忘れてしまいます。記憶が定着するまで、何度も繰り返す必要があります。
なお、毎日繰り返さなければいけないわけではありません。
最初は毎日、もしくは1日に数回やるのがいいと思いますが、覚えてきたら3日、5日などと間をあけ、定着したと思ったら週に一度確認する程度で大丈夫です。
2. 思い出そうとする
単語帳を見て意味をすぐに思い出せないと、そこであきらめてしまう人がたくさんいますが、思い出そうとするのはとても重要なことです。
「覚える」というインプットも大事ですが、「思い出す」というアウトプットも記憶力活性化のコツです。
思い出せなくても、答えを見て「ああそうだった」と感じることにも効果があります。
3. 記憶同士をつなげる
英単語だけを覚えるだけでなく、例文を一緒に覚えるのも効果的です。
例えば、「guess:推測する」とだけ覚えるのではなく、以下のように例文も合わせて覚えてしまいます。
I guessed that she was about 40 years old.
彼女が40才くらいだと推測した。
また、guess は名詞でも使うことを一緒に覚えるのもいいでしょう。
It's just a guess
単なる推測です。
すると、make a guess(推測をする)という使い方を一緒に覚えることもできます。
I don’t want to make a guess
推測でモノを言いたくありません。
このように広げていくことで、記憶としては定着しやすくなりますが、一方で覚えることが多くなり、負担が増えるとも言えます。
どのくらいまで広がるのが無理なく覚えやすいかを、ご自分で工夫してみてください。
まとめ
・英単語が覚えられないのは、効果の出づらい覚え方をしているだけ
・「これは自分にとって大事な情報だ」と脳が思う覚え方をすること
・単語がすらすら覚えられる3つの方法
1.1ヶ月間、何度も繰り返す
2.思い出そうとする
3.記憶同士をつなげる
いかがでしょうか、あなたの脳に英単語を確実に記憶させるためにはまず、短期間のうちに繰り返し覚えましょう。
もし単語を忘れてしまっていても「思い出す」行為をしましょう。
そして、その単語を例文と一緒にできるだけ覚えましょう。
今回は以上になります。