日本語で誰かを呼びかける時には「すみません」と声をかけますが、とっさの状況で人の注意を引きたい場合、英語だと何と言ってよいかわからずに、困ってしまうことはよくあるシチュエーションではないかと思います。
とっさに出る言葉なのであまり長い文章ですと出てきませんよね。
今回は、状況別で使えるなるべく簡単な一言を集めました。
呼びかけの「すみません」
老若男女を問わない呼びかけ
Excuse me. すみません、失礼ですが。
Hello ! すみません!/あの!
Hey ! ヘイ!(カジュアルな呼びかけ)
相手の性別や年齢により変わる呼びかけ
Sir ! 男性に対して
Ma'am ! 女性に対して(Ma'amはMadamの短縮形)
Ladies ! 複数の女性に対して
Gentlemen ! 複数の男性に対して
Miss ! 若い女性に対して
Young man ! 若い男性に対して
You guys ! / Guys ! 男女を問わず複数の若者に対して
若い人同士で、年上の人が若者に対して
「すみません」の会話例
― 誰かが落とし物をしたとき —
あなた : Ma'am, you dropped your handkerchief.
すみません、ハンカチを落としましたよ。
相手 : Oh, thank you.
あぁ、ありがとう。
通行人 : Hey !
ちょっと(=すみません)!
あなた : Who, me ?
え、誰。私のこと?
通行人 : Yes. You dropped your wallet !
はい。財布を落としましたよ。
あなた : Thanks !
ありがとう!
― お店や受付で誰もいないとき —
客 : Hello, hello ! Is anybody there ?
すみません!誰かいますか?
お店の人 : Yes, sorry, what can I do for you ?
はい、すみません。いらっしゃいませ。
― レストランでウェイターを呼ぶ —
あなた : Excuse me. Bring me a menu, please.
すみません。メニューを持ってきてください。
ウェイター : Here you go.
はい、こちらをどうぞ。
― 電話にでる時 —
伊藤 : Hello, my name is Kyoko Ito. Is Mr.Fairbanks there ?
すみません(もしもし)、伊藤京子と申します。フェアバンクスさんはいますか?
相手 : Yes, I'm Sam Fairbanks.
はい、私がサム・フェアバンクスです。
最後に
アメリカの口語英語などでは、知らない女性に対して「lady(単数)」と呼びかけると、相手に対する怒りを表すことがあるので気を付けてください。
例としては、
Hey lady, would you mind getting out of my way ?
ちょっとおばさん、どいてくれない。
複数の場合は丁寧な呼びかけなので、まったく問題ありません。
Ladies, may I help you ?
いらっしゃいませ(レストランで複数の女性客に)。
今回は以上になります。