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英語の目標設定でその後の伸び方が変わります【やる気UP!】

悩んでいる人
英語を勉強しているんだけど、最近あまりやる気がおきなくて...。 何のために勉強しているのかよく分からなくなってきた。どうしよう?

 

 

英語学習において大切なことは、継続力にあります。その為に目標設定は非常に重要なプロセスになりますが、ただなんとなく英語学習を続けていても途中であきてしまったりして挫折の原因になります。

 

せっかく勉強に時間を割くのですから、しっかりと勉強の成果を積み上げていきたいですよね。

 

今回は「目標設定」について説明していきます。

 

 

英語が伸びる人、伸びない人の差は目標設定にある

英語学習を成功させるコツは、まず自分にとっての「英語ができる」の意味を考え、さらに具体的な目標を設定することになります。

 

これをやることでその後のモチベーションに大きく関わり、あなたの「やる気」を維持させて、英語力を大きく伸ばすきっかけになります。

 

 

「英語を使って何がしたいか」を想像してみる

まず、ここで的に向けて矢を射るシーンを想像してみてください。もしも的がどこにあるかわからなければ、いくら頑張って矢をたくさん放っても命中させるのは難しいですよね。

 

的(目標)をしっかりと設定しなければ、的に命中させることはできません。英語学習も、これと同じことです。

 

目標を定めないまま「英語を何とかしたいなぁ」となんとなく勉強しているのは、的を見ずに手当たりしだいに矢を放っているようなものです。

 

 

具体的な目標設定をしてみる

それでは、「具体的な目標」はどのように設定すれば良いのでしょうか?

 

目標を設定する時は、「英語ができる」の意味からさらに踏み込んで考える必要があります。

 

まずは、「英語を使ってどうしたいのか」「どんな力を、どの程度つければ、何ができるようになるのか」を考えてみることです。

 

例えば、あなたが「英語を仕事にしたい」と思ったとします。世の中には、英語の仕事がたくさんあります。

 

通訳の仕事や、外資系の会社の秘書やバイリンガルのアナウンサーなども含まれるでしょう。最近は職業の数だけ英語でこなせる人材が求められているといってもいいかもしれません。

 

更に細かく見ていくと、通訳者の中にも企業に属して社内通訳をするケースの他、フリーランスで会議通訳などに特化する場合もあります。

 

このほかにも海外旅行者を案内する「通訳ガイド」などの仕事もあります。

 

この場合、「英語を仕事にできたらいいな」から、「英語という道具を使って、日本と外国の橋渡しをする通訳という仕事をしたい」というところまでイメージし、さらに「3年後に外資系企業に入社し、社内通訳者として働きたい」などと具体化できれば、目標が明確化されたといえるでしょう。

 

 

なぜ英語を勉強しようと思ったのか考えてみる

もしあなたが、「旅行先で英会話ができればいいな」と思ったとします。

 

これではまだ目標としてはモヤッとしていて具体的ではありません。

 

「旅行先での英会話」で、あなたは何をしたいのでしょうか?「現地で移動手段や宿泊先を手配するのに困らなければいい」という人もいれば、「地元の人に人気のお店を紹介してもらったり、レストランに行った際、きちんと希望を伝えて眺めのいい席に通してもらったりしたい」という人、「旅先で知り合った外国人と友達になって、交流したい」という人もいるでしょう。

 

この場合、「旅行先での英会話力が欲しい」というところから、「英語という道具を使って海外で友達を作りたい」までイメージできたとしたら、「来年の海外旅行までには、基本的なあいさつや、自分がどんな人か自己紹介したり日本の文化について説明したり、相手に質問したりできる日常会話力をつけよう」などと具体化していくことができます。

 

まずはあなた自身が「なぜ英語を勉強しようと思ったのか」、きっかけとなった思いを見つめてみましょう。ミーハーな理由でかまいません。

 

「海外に赴任したいから」「外資系企業で働いてみたいから」「外国人と付き合いたいから」「自分の好きな海外アーティストの曲をもっと理解したいから」「海外ドラマを字幕なしで見たいから」「英語が話せるとなんとなくかっこいいから」等、何でもいいです。

 

どんな英語力を、どの程度つければ、あなたの望むことが実現できそうですか?考えてみてください。

 

 

目標を達成できた時と、できなかった時の自分を想像してみる

目標が設定出来たら、ここでちょっと時間を取って、未来の自分の姿をイメージしてみましょう。

 

例えば通訳者を目指そうと決めたら、「3年後に外資系企業に入社し、通訳者デビューした自分」、「10年後の自分」、「20年後の自分」の姿を思い描いてみます。

 

あなたはその時、どんな仕事をしているでしょうか?どんな生活を送っていますか?どんな気持ちを抱いているでしょうか?

 

「通訳者としてバリバリ働くようになり、収入アップ」、「もっと上を目指したくなって勉強に力が入り、毎日が充実」・・・想像してみてください。

 

次に、今のまま英語をあまり勉強せずに時間が過ぎていった場合の自分の姿を想像しましょう。通訳者にはなれませんから、全く別の仕事をしているはずですね。

 

どんな仕事でしょう?生活ぶりや、自分の気持ちは?

 

「アピールポイントになるようなスキルが何も身についてないから、いつも将来が不安」、「収入は横ばいか、右肩下がり」、「他の人はできるのに自分だけ英語ができずコンプレックスを抱えている」等、こんな風に、それぞれ「最高」と「最低」のケースを考え、その時に自分がどんな感情になるかを想像して、その感情を味わってみてください。

 

 

英語学習を続けるためのポイント

これは、設定した目標にたいして、自分自身が心から「ぜひ達成したい」と感じるためのステップです。

 

目標というのは、「仕事に必要だから」など、外的な要因によって決まることも少なくありません。

 

そのような場合、目標を達成することが義務のように感じられ、英語学習のモチベーションがなかなか上がらないことも考えられます。

 

しかし、もし「環境に応じて仕方なく」設定した目標だったとしても、それを達成した場合の明るい未来をイメージできれば、そしてその未来を自分が「ほしい」と思えれば、達成への意欲はぐっと高まるでしょう。

 

あるいは、達成できなかった場合の未来が「こんな思いを味わってたまるか」と感じるようなものであれば、危機感があなたのモチベーションに火をつけてくれるでしょう。

 

 

語学学習には時間がかかる

あなたも理解されていると思いますが、語学はある程度時間をかけなければ身につけることができません。

 

つまり、英語学習においては、学習方法もさることながら、「いかに継続するか」が重要なポイントになってきます。

 

この点、勉強し続けるために、最初にしっかり動機づけすることには大きな意味があります。

 

目標を達成したい!」という気持ちが高まったら、自分が決めた目標を紙に書き、達成すべき日付をいれて、目につきやすいところに貼っておく事をおすすめします。

 

また、家族や友達に目標を宣言したりするのも効果的です。

 

 

まとめ

 

・「英語を使って何がしたいか」を想像してみる

・具体的な目標設定をしてみる

・なぜ英語を勉強しようと思ったのか考えてみる

・目標を達成できた時と、できなかった時の自分を想像してみる

・目標を達成した時の明るい未来をイメージしてみる

・自分が決めた目標を紙に書いたり、皆に宣言したりする

 

いかがでしょうか、これは語学に限らず、どんな学習にも通じることでもありますから、あなたが何か学習したいと思った時の参考にしてみて下さい。

 

 

今回は以上になります。

 

 

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