「so-so」は英語で「まあまあ」という意味を持つフレーズです。
How are you ? と聞かれたときに、日本人が言いがちな I'm so so.(まあまあ)についてですが、so-soは実際、英語圏では、あまり聞くことはありません。
今回は自身の気分や体調についての表現をみていきたいと思います。
“so-so" は、あまり気のない返事
先日、英語についての質問である方がこのような質問をしていました。
『外国人の先生に How are you ? と聞かれたので、So-so、と答えたら、今度は日本語で「元気じゃないの?」と言われました。私は、
日本語に訳すと、SO-SO は、 「可も不可もなく」、「まあまあ」のという意味ですが、どちらかというと「あまり元気ではない」というニュアンスを含んでいます。
How are you ? に対する答え方には、その時の自分の気分や体調によっていろいろあります。
Pretty good (とてもいいです) Good (いいです)
Just fine (とても元気です) Fine (元気です)
Not bad(悪くはないです) So-so (まあまあです)
Not good (よくないです) I feel bad (気分が悪いです)
I don't feel well(気分がよくないです)
I feel sick (気分が悪いです、吐きそうです)
I feel better now (もう大分気分がよくなりました )
pretty goodは、 pretty よりもgood の方を強く発音しないと、そんなに元気でないように受けとられます。 pretty には、「わりあいに」とか「まずまず」という意味もあるからです。
Fine, や Just fine. とは言いますが、 Very fine. はまず言いません。文法的にはおかしくはないのですが、そのような言い方はしないのが実情です。 Very well. であればOKです。
気持ちからくる気分の良し悪し
How are you ? という質問に限らず、たとえばHow is your new job ? などと聞いて So-so, という言葉が返ってきたときは、「あまり満足していない」というニュアンスが伝わってきます。
何だかちょっと投げやりで、あまり気のない返事です。
さて、気分にも、
I don't feel well. や I feel sick. は体調による気分の悪さを表していて、むかむかするとか、吐きそうであるとか具体的な気分の悪さを言います。
ここで、
気分の表現例
☆ feel up [down]
I feel up today. (私は、今日はうきうきしている)
I feel down today. (私は、今日は気がめいっている)
☆ be in a good [bad] mood
The boss is in a good mood now. (上司は、今、機嫌がいい)
The boss is in a bad mood now. (上司は、今、機嫌が悪い)
また、 How are you ? 以外にも「相手のご機嫌伺いの表現」を紹介しておきます。
☆ What's new ? (何か変わったことはあるかい)
久しぶりに会った時に、相手の最近の状況を確認すると共に、 話のきっかけを作るのに便利な表現です。
答え方としては、Nothing special. (特には何も) や Nothing.、Nothing much.、Nothing new. などいろいろな返答が可能です。
何か変わったことがあったなら、 例えば I've got a new boyfriend ! (新しい彼氏ができたの !)などと答えます。
「調子はどう?」と聞かれたら、まあまあの気分でも、ブルーでなければ 「Fine」と言っておきましょう。
今回は以上になります。