
海外留学をしなくても、いろいろな方法で英会話力は向上できます。英会話が苦手なあなたもこれをやれば旅行先や出張先で会話を楽しめるようになります。
多くの日本人は、文法や発音を完璧にしないと話せないという妙な固定観念を抱きがちですが、こうした意識はすぐに捨て去るべきです。
仮に仕事で外国に行くとなれば、こうした言い訳は通用せず、待ったなしの状況に追い込まれるでしょう。間違ってもよいので、とにかく話すことが上達への近道であると自分に言い聞かせてください。
1.最低限の英単語を覚える
英単語を覚えるなんて、つまらないと思うかもしれません。
しかし、まずはある程度の数の単語を身につけなくては話になりません。
それは、人は1つひとつ単語を覚えていき、一定の数に達した時点で意思疎通をはかれるようになるからです。
知っている単語の数を突出して増やす必要はありませんが、スピーキング、リスニング、リーディングの基礎となるのは単語であることは意識しておいてください。
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2.最低限の英文法を覚える
上記の「英単語を覚える」と理由は同じですが、中学校で習う程度の文法はしっておいたほうが良いでしょう。
それに単語もそうですが、文法は1人で勉強できる分野です。簡単な参考書を1冊勉強しましょう。
ただ、受験勉強をしているわけではありませんので、細かい例外などはあまり気にせず、基礎となる文法のルールを把握すれば十分です。
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3.スマートフォンの設定を英語にする
あなたが毎日使っているスマートフォンの設定を英語にしてみましょう。最近では英語表記に変更できるニュースアプリも出てきました。
普段、何気なく日本語で眺めていた言葉が「英語だとこんな表現なのか!」と驚くかもしれません。
また、よく使うSNSの設定も英語表記にしておくと、さらに多くの英語に自然と触れることができます。
このように日常生活で見かける言葉を英語で認識できるようになると、英会話でも使える語彙が増えていきますし、英語への抵抗感がなくなっていきます。
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4.英会話スクールに通う
日本で英会話スクールに通う方法があります。
日本にいながら外国人の先生のもとで学べるため、海外に渡航せずとも、仕事をしながら英語を習得できます。
英会話スクールは、授業時間や通う頻度を選ぶことができます。
さらには、毎回の授業で学んだ英語をすぐに使うことができるため、インプットとアウトプットを続ければ、日本にいながら英語を上達させることができます。
「退勤後や休日に時間がある」「実践しながら学びたい」という方にはおすすめです。
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5.オンライン英会話で学習する
ここ数年、自宅で簡単にでき、価格も比較的安いことからオンライン英会話で学習する人が増えています。
スクールの数もかなり多く、初心者から上級者まで幅広く対応しています。
通常の英会話スクールと比べ、パソコンの前でしかレッスンが受けられないので、立ったり、歩いたりするようなロールプレイや面接対策などはできませんが、教室へ通う必要がなく、基本的にいつでも受けたいときにレッスンを受けることができ、様々なコースの中から、比較的安いレッスン料でうけられるため、気軽に始められるサービスです。
特に、時間があまりない方、あまりお金を掛けたくない方におすすめです。
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6.海外ドラマ・映画・動画を使って学習する
ネイティブの英語表現を学習する方法として多くの人たちがしていることは、海外ドラマや映画を繰り返し視聴すること。
ここからカジュアルな表現や生きた英語に触れることができます。好きなドラマや映画を選び、同じものを繰り返し見て学習することが重要です。
まずは日本語字幕付きから始め、次に英語字幕に切り替え、最後は英語音声のみで挑戦するというステップを踏みます。
気になったフレーズや知らなかった単語などはメモをとりながら繰り返すことで、記憶に定着する英語表現のストックを少しずつ増やしていけるでしょう。
海外ドラマや映画は長すぎるという人には、YouTubeの英会話動画もおすすめです。
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7.外国人旅行者に話しかける
海外旅行先で、現地の人に道をたずねると、親切に教えてくれたりします。
それと同じことをあなたが日本で行えばいいのです。
困っていそうな外国人を見かけたら、「May I help you」(お手伝いしましょうか)
というような簡単なフレーズで良いので声をかけてみましょう。
中には「通じなかったら、どうしよう」と不安になる方もいるかもしれませんが、心配には及びません。
旅行者の場合は「~へ行きたい」とか「「~を探している」というパターンが多いので、高度な英会話は求められません。英語でうまく説明できなければ、途中まで案内してあげてもいいでしょう。
その道すがら、「Where are you from?」などと話しかけて、英会話を楽しんでみましょう。
最後に
スピーキングだけでなく、リスニングを鍛える際にも言えることですが、できれば英語特有のリズムと抑揚を意識しながら勉強してみてください。
少しづつでも良いので、英語独特のリズムと抑揚を意識して音読やシャドーイングを行うと、次第に英語のテンポがわかるようになってきます。
まずはあなたがすぐに始められることから「英語を楽しむ」という気持ちをもってはじめてみましょう。