英会話

【Oh/Well/Actually】英会話のクッション言葉の使い方

 

クッション言葉とは、ビジネスや日常生活で使われ、言葉の前に添える言葉のことで、表現をやわらげる緩衝材のような役割を果たすフレーズを指します。

 

最近、日常生活などでクッション言葉を上手に活用することが求められています。

 

この言葉をひと言添えて周囲とのコミュニケーションを円滑に進めたりすることができます。

 

今回は英会話においてよく使われている基本的なクッション言葉について書いていきます。

 

 

 

 

①  Um... え~っと/う~ん

 

Um...  I  like  your  idea,  but  we  don't  have  enough  money.

う~ん、アイデアはいいと思いますが、資金が十分にありません。

 

 

 

Um... は「え~っと」「う~ん」というニュアンスで、言いづらいことを切り出すときに使う言葉です。日本語と同じように、すこしためらってUm... と言えば、ちゅうちょしている雰囲気が伝わります。

 

例えば、「付き合っている人はいるの?」と聞かれた場合をみてみると、相手にストレートに「結婚しています」と返事をするのが忍びないとき、その前にUm...とワンクッションおけば、相手も「期待した返事はもらえないのだな」とわかり、気まずい雰囲気を避けられます。

 

 

Are  you  seeing  anyone ?

付き合っている人はいるの?

 

Um...  I'm  married.

え~っと、結婚しているの。

 

 

Um... は、話している相手の言葉を制して自分の言いたいことを伝えるときや、会話に割って入るときにも使えます。

 

「これから話し始めますよ」という合図になるので、いきなり話し始めるよりも柔らかい印象になります。

 

 

Um..  sorry  for  interrupting,  but  that  doesn't  make  sense.

あの、遮って申し訳ないのですが、それでは筋が通りません。

 

 

 

② Oh...  あら/まぁ

 

Oh,  I  think  we've  met  before.

あれ?前にお会いしたことがあるのではないでしょうか。

 

 

Oh,... は「Oh, my  god」や「Oh, no !」のように、驚いたときに使われるイメージを持っている方も多いと思います。

 

しかしOh,... は相手の発言に素直に反応する表現として、また、自分の意見を柔らかく伝えるためのクッション言葉としても使用できます。

 

日本語の「まぁ」「あら」に相当する少し上品な前置き表現と考えるといいと思います。

 

「初めまして」と言われたときに、「I  think  we've  met  before.(前にお会いしたことがあると思います)」と返すと、「初めてではありません」とはっきりと否定しているように響くことがあります。

 

そのようなとき、Oh,... のひと言を添えると、気まずくならずに気持ちよくコミュニケーションできます。

 

また日本語でも何かをしてもらったときに、すぐに「ありがとう」と言うよりも、「え?いいの?」など、前にひと言挟むことが多いと思います。英語ではOh...がこの「え?いいの?」と同じ役割になります。

 

 

I  got  something  for  you.

ちょっとしたものを買ってきました。

 

Oh, how  nice  of  you.

まぁ、ご親切に。

 

 

 

③ Well... では/え~っと

 

Well...  I've  got  to  go.

では、そろそろ行きます。

 

 

Well... には、何らかのアクションを起こすときの合図の役割や、会話を仕切り直したり区切りをつける効果があります。

 

特によく使われるのが別れ際です。訪問先から帰りたい時や、電話を途中で切り上げたい時、なかなか別れの言葉を切り出しづらいことがあります。そのような時に便利な言葉がWell... です。

 

Well...(ウェル)と一呼吸おいてから、I've  got  to  go.と言えば、自然に話を切り上げることができます。相手も、こちらが話をそろそろ終わりにしたいと思っていることを察してくれるでしょう。

 

いきなり話を切り上げると相手に対して失礼になるかもしれないと心配なときに使える、気遣いのクッション言葉です。

 

 

Well, um...  It's  been  nice  talking  to  you.

え~っと、とにかく話せてよかったよ。

 

 

また、Well... は、話題やその場の雰囲気を変えたい時にも使われます。

 

 

Well...  let's  change  the  subject.

では、話題を変えましょうか?

 

 

 

④ So...  じゃあ

 

So, um.. what  should  we  do ?

では、どうしたらいいですか?

 

 

接続詞・副詞として使われる文頭のSoは、「それでは」「じゃあ」と、別の話題に移るときや話を切り上げるときに使われます。

 

例えば、同僚との雑談が一区切りついたところで仕事を始めたいというときに、So..とワンクッションおけば唐突な印象を相手に与えないで済みます。

 

So... と言うことで、「そろそろ話は終わりだな」「別の話題に移りそうだ」というサインを送ることができるからです。

 

 

So, let's  get  down  to  business.

じゃあ、そろそろ仕事を始めようか。

 

 

また、相手の話に割り込んで「それで?」と結論を言うのをせかしたい時や、「というわけでね」と自分で結論を述べるときにも使われます。

 

「したがって」「だから」と、話をまとめようとしているこちらの意図を、それとなく相手に伝えることができます。

 

He  didn't  call  me  for  two  months !

彼、2ヶ月も電話をくれなかったのよ!

 

 

So,  you  decided  to  break  up  with  him ?

それで? 彼と別れることにしたの?

 

 

 

⑤ ...kind  of... ちょっと/まあね

 

Sorry,  but  I'm  kind  of  busy  on  that  day.

悪いけど、その日はちょっと忙しいんだよね。

 

 

kind of と聞くと、「What  kind  of  food  do  you  like ?(どんな種類の食べ物が好きですか?)」のように、kind を「種類」という意味で用いる使い方が思い浮かぶかもしれません。

 

しかし、kind of には「まぁ、どちらかと言えばそのような感じの」というあいまいなニュアンスもあります。

 

たとえば、I'm  busy.(忙しいんだ)と言いたいものの、断定的な口調を避けたいとき、I'm  kind  of  busy. と言えば、「どちらかというと忙しい」というニュアンスになります。

 

また、親しい友人を初めて紹介する場合、たとえば、He  is  shy.(彼はシャイです)とだけ言って紹介すると拒絶したイメージを与えるかもしれません。

 

ですので、「He  is  kind  of  shy.」と言えばソフトな印象になり、「そのうち心を開くから」「慣れたら平気だから」といったニュアンスで受け取ってもらえるでしょう。

 

また、kind  ofだけで使われることもあります。下の例文のように「まだ恋人というには早い」または「詳しいことは話したくない」と、言葉を濁すときの使い方です。

 

 

Hey, you  and  Mike  are  dating ?

ねえ、マイクと付き合っているの?

 

 

Yeah,  kind  of.

あぁ、まあね

 

 

 

⑥ ...like...  なんというか/ほら/え~っと

 

It's  like, um...  everyone  is  kind  of  busy  today.

なんというか、今日はみんなちょっと忙しいんです。

 

 

本来 like は、「みたいな」「のような」という意味の前置詞です。

 

It's  like... は言いづらいことを伝えるときの決まり文句のようなもので、「それはまるで~のようだ」ではなく、「なんというか・・・」「それが・・・」と口ごもっているニュアンスになります。

 

上記の例文では、「それがなんというか、みんな忙しいんだよね」と柔らかい口調で説明していて、ぶっきらぼうな印象になるのを避けています。

 

たとえば、「How  about  pizza  for  dinner ?(夕食にピザはどう?)」と誘われたときは、「ピザは苦手だから結構です」と断るよりも、「It's  like  um...  I  don't  really  like  pizza.(それがその、ピザはあまり好きではないんです)」と返答するほうが、せっかく誘ってくれた相手の気分を損ねないで済みます。

 

like は、発言の途中で言葉をつなぐためにも使われます。この like に特定の意味はありませんが、会話では頻繫に使われます。

 

 

I  ate  lots  of  desserts  at  the  buffet,  like  cream-puffs, cake, pudding...

ビュッフェでデザートをたくさん食べたのよ、ほら、シュークリームとかケーキとかプリンとか・・。

 

 

 

⑦ Actually,...  実は

 

Actually, I  think  this  is  my  chair.

というか、これは私の椅子じゃないかな。

 

 

Actually は文頭・文中・文末のいずれでも使われます。

 

文頭の Actually,... は「実は」「いや、というか」という意味で、「これから意外なことを言います」という合図になる前置き表現です。

 

下記の例文のように、申し訳ないという気持ちを込めて、誘いや頼みごとを丁寧に断る場合にも使うことができます。

 

 

How  about  we  go  out  to  dinner  tonight ?

今日は外食しない?

 

 

Actually,  I  have  other  plans.

実は、先約があります。

 

 

ほかに文中の actually の用法を2つ紹介します。

 

1つ目は「意外にも」という意味です。「There  is  actually  a  lot  of  water  on  the  moon.(なんと月には水がたくさんあるんだよ)」という文には、驚きのニュアンスが込められています。

 

2つ目は「本当に」と強調する用法です。「I  didn't  actually  want  to  go  to  the party.(パーティーには実は行きたくなかったんだ)」と本音を打ち明けているトーンになります。

 

そして、文末で使われる actually ですが、これは気が変わったときなどによく使われます。

 

たとえばファストフード店で注文をして「To  go,  please.  Ah....  for  here  actually.(持ち帰りで。あ、やっぱり食べていきます)」と、前言を撤回するときによく使われます。

 

 

 

今回は以上になります。

 

 

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