英文法

関係代名詞とは何か、その基本と用法をおさらい

英会話をするにあたって避けて通れない関係代名詞。日本語では、修飾語句が長くても名詞の前に置くのが普通ですが、英語では、節のような重いものは名詞のうしろへ持っていきます。

 

その場合、どの名詞を修飾しているかをはっきりさせるのが「関係詞」です。

 

英会話の基本になりますので、その基本と用法をおさらいしていきましょう。

 

 

 

関係代名詞、「who」「whose」「whom」の基本

関係代名詞はその名の通り、二文を関係させる働きをする代名詞です。

 

① He has a friend. His friend became a banker.

His friend----who----→a friend

⇒② He has a friend who bacame a banker.

(彼には銀行家になった友人がいる)

 

関係代名詞「who」は①のふたつの文を結び、さらに意味としてはhis friendの役割を果たしています。

 

関係代名詞が修飾する名詞を「先行詞」と言いますが、この場合はa friendがwhoの先行詞になります。

 

文中に関係代名詞がでてきたら、導かれている節がどこからどこまでなのかを見極められればしめたものです。ここでは②の下線部分が該当箇所、つまり関係詞節です。

 

関係代名詞にはいくつかの種類があります。

 

先行詞/格 主格 所有格 目的格
who whose whom
動物・物 which whose/of which which
人・動物・物 that 無し that
(先行詞を含む) what 無し what

 

 

 

 

主格  who

 

例文をもう一度見てみましょう。

 

He has a friend. His friend became a banker.

His friend----who----→a friend

⇒ He has a friend who bacame a banker.

 

このように、先行詞が人を表し、関係代名詞に置きかえようとする語が文中の主語である場合は、関係代名詞にwhoを用います。

 

 

所有格  whose

 

関係代名詞に置き換えようとする語が所有格である場合は、関係代名詞はwhoseになります。

 

I have a friend. Her mother is a famous actress.

Her----whose---→a friend

⇒I have a friend whose mother is a famous actress.

(私には母親が有名な女優である友達がいる)

 

whoseの場合、先行詞が人のほか、動物や物のときにも使うことができます。

 

The department was the research department. Its costs rose most sharply.

Its----whose---→The department

⇒The department whose costs rose most sharply was the research department.

(経費がいちばん急激に上がった部署は研究部門だ)

 

 

目的格  whom

先行詞が人で、関係代名詞に置き換えようとする語が文中で目的語である場合は、関係代名詞はwhomになります。

 

This is the man. I met him yesterday.

 him----whom---→the man

⇒This is the man whom I met yesterday.

(こちらは私が昨日お会いした男性です)

ただし、口語ではwhomの代わりにwhoもよく使われます。

 

 

関係代名詞、「which」「that」の基本

まず、上記の表をもう一度確認してください。「which」は先行詞が人以外の物や動物のときに用いられ、「that」は先行詞が物・動物のほか、人のときにも用いることができます。

 

基本的な用法は「who」「whose」「whom」と同じですが、whichの所有格やthatの用法など、注意すべき点がいくつかあります。

 

 

whichの3つの格

 

主格

The building was designed by a famous architect. It is on the corner.

It----which---→The building

⇒The building which is on the corner was designed by a famous architect.

(角にある建物は有名な建築家によって設計された)

 

 

所有格

所有格はwhoseで表します。

I would like to work for a company. The company's rules are relaxed.

The company's----whose---→a company

⇒I would like to work for a company whose rules are relaxed.

(規則のゆるい会社で働きたい)

 

 

目的格

The article was published in the company magazine. I wrote it.

it----which---→The article

⇒The article which I wrote was published in the company magazine.

(私が書いた記事が社内報に掲載された)

 

基本的な構造はwho/whose/whomと同じですね。

 

 

thatの用法

thatは、先行詞が人・物・動物のいずれの場合にも用いることができます。人にはwhoを、物・動物にはwhichを使うのが普通ですが、特に次の場合にはthatが用いられる傾向にあります。

 

1⃣ 形容詞の最上級やthe very、the same、the only、the first、the lastなど限定的な意味を持つ語や、all、every、any、noなど「すべて」または「ない」を意味する語が先行詞に付いた場合。先行詞がnone、everything、anythingなどの場合もこれに相当します。

 

That is the wisest advise that I have ever heard.

(それは私が今まで聞いたなかでいちばん賢明な助言だ)

He is the only man that can complete this project.

(このプロジェクトを遂行できる人は彼しかいない)

Don't believe all the paper that you read.

(読んだ新聞を全部真に受けてはいけない)

None of the meeting that I attended were interesting.

(私が出席した会議のどれもおもしろくなかった)

 

2⃣ 先行詞が〈人+物(事)または人+動物〉の場合。

The group and their dog that were lost on the mountain were much talked about.

(山で迷ったグループとその犬は大きな話題になった)

 

3⃣ who、what、whichなどの疑問詞を先行詞にとる場合。

 

Who that is sane would do such a thing.

(正気な人間の誰がそんなことをするだろうか)

 

関係代名詞はこの他にもwhatを用いた用法や慣用表現、関係代名詞に前置詞がつく形や、関係代名詞が省略される場合もあります。

 

いずれにせよ関係代名詞は英語でコミュニケーションをとる時によく使われる表現になりますので、しっかりと勉強しておきたいところです。

 

 

今回は以上になります。

 

 

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